白石加代子さんの「百物語」を、ずっとずっと観たくて、
先日やっと、機会を得ました。
よかったです。
朗読なんですけど、千変万化。存在感の確かさ。
休憩を挟んで2時間、全く集注をきらさず。さすがでした。
池波正太郎の「剣客商売 天魔」
幸田露伴の「幻談」
の二本。
どちらもなにやら怪談めいてて、ドキドキしました。
でも終わりがとてもよい。すかっと救われる。
帰り道、こわかったこわかったーと友人と話しつつ、
つい登場人物の口調になったりして。
なんて影響されやすいのだろう・・・。
始まる前の導入のお客さんに対する話の仕方もよくて、
そこから自然に朗読に入っていくのも素敵でした。
おかげで数日後のライブでは、いつもよりしっかりとしゃべれたのでした。
ええもんは生で観るにかぎる。