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毎年恒例の北上芸能まつり出演、
そして今年は津軽今別の荒馬踊りに参加させていただきました。 北上芸能まつりへの出演は「岩崎伝京都鬼剣舞」のおかど(囃子方)として。 岩手県北上市の踊り組、岩崎鬼剣舞の正式な弟子として北上芸能まつりに参加するのは9年目。 毎年、新しい発見があります。 今年は師匠に「もっどつよぐふげ」とご指導いただいて、うちの若手白面に「えらく乱暴やと思った」と言われるほど強く吹いてみた。(宴会の時ですけど) それからはひたすら強く力強く。 若手白面の一人加護(一人で舞う一番格式の高い踊り)北上デビュー。 なんとも重い思いだったことでしょう。 太鼓のNさんと笛の私も緊張しました。ほんまに。 Nさんの第一声と一打に、今までにない気迫を感じました。 これからも一緒に、一舞、一舞、作っていきたい。 その後は津軽半島の先のほう今別へ。 9年前に一度訪ねたきり、ご無沙汰していてずっと行きたかった場所。 そのとき、ひょんなことから地元の方のお家に泊めていただいたのでした。 住所は聞いても教えて下さらず、また来てね、とおっしゃった。 今回の帰り際に、やっとお家を訪ねて少しお話することができました。 嬉しい再会でした。(全然かわってないと言われた。喜んでいいのか??)相変わらず素敵なご夫婦です。 9年前にかなわなかった、荒馬まつりに参加できました。 町内中を歩いて巡って停まって踊ってお花をいただく。 参加一日目の夜はひたすらはねと(馬と手綱取りの周りをはねる踊り子)。 らっせらーらせらーらせらせらせら〜 いつもお囃子だけど、踊るのも楽しいものだなあ。 よろよろ。あ、股関節痛い。 次の踊りスポットまで歩く、お囃子の音を身体に染み込ませながら。 あ、このおっちゃんの音を聴いてたら、身体がはねるぞ。うわー楽しい〜。 という一晩め。 参加二日目は最終日。 大変有り難いことに、巡行前に昨日の笛方のKさんに手ほどきしていただきました。 午前中は、後ろについて吹かせてもらいました。 笛を吹きなれているせいで、どうしても自分の手癖が入ってしまうのを、なんとかとどめ。 ここのお囃子になるか、別物になるか、の大事なとこ。 基本の旋律のとらえかた、装飾音の入れ方、息づかい、そしてノリ、 一度参加するくらいではなかなか。踊らせるには至らない。 そういえばKさんにもそのまま強く吹けばいいと言われました。 課題やなあ。 最近フィールドワークを怠っておりましたが、やはり現地に行くのは重要やとあらためて感じました。
by m.miwakko
| 2007-08-12 02:04
| 日記
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